2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

痛快

文庫

慶事に紛れて届けられた不適切な祝いの品で、高岡藩ピンチ

千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの第十二弾、『おれは一万石 慶事の魔』(双葉文庫)を入手しました。本書は、代々尾張藩の付家老を務める家柄の美濃今尾藩竹腰家の次男に生まれ、下総高岡藩井上家の世子となった正紀が、財政難...
伝奇

最強の闇高家・一色彪馬、幕府転覆を狙う黒幕を斬れ!

誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『天下を駆ける 幕府転覆危機』を献本いただきました。用心棒をしていた一色彪馬は、ある日、仕事を終えて父の待つ長屋へ帰ると、父は斬られていて、その相手の侍たちは彪馬のことも待ち伏せして...
市井人情

江戸を震撼させる残忍な盗賊と対決する、付添い屋六平太

金子成人さんの人気時代小説シリーズの最新刊、『付添い屋・六平太 妖狐の巻 願掛け女』を入手しました。主人公、秋月六平太(あきづきろっぺいた)は、かつて、信濃国、十河藩江戸屋敷の供番を勤めていました。供番とは、参勤で江戸に出府した藩主の外出の...
剣豪

「くらまし屋」の掟と「炙り屋」の矜持がぶつかるとき

『花唄の頃へ くらまし屋稼業 6』|今村翔吾今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『花唄の頃へ くらまし屋稼業 6』を紹介します。本書は、飴細工屋を表稼業をもつ堤平九郎らが、依頼人のために命を賭けて、この世から晦(くら)ませる裏稼業「くらま...
文庫

「2020年3月上旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、小学館文庫から刊行される、赤神諒(あかがみりょう)さんの『北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参』を紹介し...