市井人情元歌舞伎の女方で、長唄の師匠・音四郎には、秘密がいっぱい 『音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ』 奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの連作時代小説、『音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ』(文春文庫)を入手しました。 著者は、幕末の歴史に大きくかかわった、美濃高須藩主の家に生まれた四人の兄弟を描いた『葵... 2020.07.05市井人情文庫江戸芸道
ミステリー時代小説で清張賞受賞から21年、ミステリーで乱歩賞受賞 6月8日、第66回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)が発表されて、佐野広実(ひろみ)さんが「わたしが消える」で受賞されました。 昨日の朝日新聞夕刊で、「清張賞→乱歩賞、21年経て新人賞また」の見出しで、第66回江戸川乱歩賞の受賞者の佐野さ... 2020.06.18ミステリー単行本幕末維新文学賞芸道
単行本第163回直木賞候補に、『じんかん』、『能楽ものがたり 稚児桜』 2020年6月16日(月)、第163回(2020年上半期)直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。 時代小説では、今村翔吾さんの『じんかん』(講談社)と、澤田瞳子(さわだとうこ)さんの『能楽ものがたり... 2020.06.16単行本室町戦国文学賞武家芸道
人物琳派の図案家、江戸の天才絵師・伊藤若冲の素顔に迫る 『遊戯神通 伊藤若冲』 河治和香(かわじわか)さんの長編時代小説、『遊戯神通(ゆげじんづう) 伊藤若冲』(小学館文庫)を献本いただきました。 著者は、2003年、伊豆韮山代官江川太郎左衛門の手代の娘と、咸臨丸に乗船することになる男との恋を描... 2020.06.07人物文庫明治江戸芸道
ブックガイド『文蔵 2020.3』は、日本の「伝統芸能」に小説で触れる 『文蔵 2020.3』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、歌舞伎、能から、文楽、舞踊、落語まで 日本の「伝統芸能」に小説で触れる です。 文芸評論家で書評家の大矢博子さんが、「東西東西――。」歌舞伎や落語の名フレーズに乗せて、... 2020.02.18ブックガイド文庫芸道読書・本