2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

幕末維新

単行本

第26回中山義秀文学賞候補作決定。11月に公開最終選考会

9月14日(月)、第26回中山義秀文学賞(主催:中山義秀顕彰会、共催:白河市および中山義秀記念文学館)の第二次選考会において、最終候補3作品が決定しました。 今村翔吾さんの『八本目の槍』(新潮社)、木下昌輝さんの『まむし三代記』(朝日新聞出...
女性

疫病も大地震も乗り越え、しなやかに生きる、下級武士の娘

『御徒の女』 中島要(なかじまかなめ)さんの長編歴史小説、『御徒の女』(実業之日本社文庫)を入手しました。 著者は、「着物始末暦」シリーズをはじめ、江戸の市井に暮らす人々を描いた人情小説で活躍しています。江戸の女性を描くことでも定評がありま...
ブックガイド

『文蔵 2020.9』のブックガイドは、五感で感じる「旅小説」

『文蔵 2020.9』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、読むだけで楽しい、美しい、美味しい! 五感で感じる「旅小説」 です。 ブックガイドでは、書評家の大矢博子さんが、「辿る、出会う、味わう 旅の醍醐味」「逃げる、欧、探す、...
人物

最後の将軍慶喜をめぐり対立する、旧幕臣の渋沢栄一と勝海舟

『渋沢栄一と勝海舟 幕末・明治がわかる! 慶喜をめぐる二人の暗闘』 歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『渋沢栄一と勝海舟 幕末・明治がわかる! 慶喜をめぐる二人の暗闘』(朝日新書)を献本いただきました。 2024年に刷新される新1万円札の...
女性

色街で儚い夢を追う女と男の背中をそっと押す、おひろの物語

『女の厄払い 千住のおひろ花便り』 稲田和浩さんの人情時代小説、『女の厄払い 千住のおひろ花便り』(祥伝社文庫)を入手しました。 千住の飯盛旅籠・伊勢屋の遣り手・おひろを主人公にした、人情時代小説『そんな夢をあともう少し』に続く、「千住のお...