2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

古地図

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池波正太郎さんと江戸切絵図

最近、江戸切絵図を見る機会が多く、ふと気になって、十数年ぶりに池波正太郎さんの『江戸切絵図散歩』を読み返してみた。時代小説にはまり、「江戸切絵図」なるものの存在を知ったのは、池波さんのエッセーか何かだったように記憶している。 当時は、切絵図...
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古地図で散策する真田太平記

昨年の夏、長野県上田へ旅行し、池波正太郎真田太平記館を訪れた。池波正太郎さんのファンとしては、浅草の池波正太郎記念文庫と並んで聖地のような場所だ。真田太平記館で展示を見ていて、地図が付いていたらきっと作品の舞台をたどってみたくなるだろうなあ...
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江戸切絵図にひろがる鬼平犯科帳、雲霧仁左衛門(1)

7、8年前に江戸切絵図(江戸時代の江戸市中地図のこと)にハマったことがあった。時代小説を読んでいて、現在と違う町名や消えてしまった堀や橋が気になりだして、江戸切絵図を購入して、ピンと来ない場所にぶつかると切絵図を眺めるということをしていた。...
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嘉永・慶応 江戸切絵図〈1〉―江戸・東京今昔切絵図散歩 尾張屋清七板(1)

ひと頃、『嘉永・慶応 江戸切絵図〈1〉―江戸・東京今昔切絵図散歩 尾張屋清七板 (古地図ライブラリー)』(人文社)をそばに置きながら、時代小説を読んでいた。幕末近くに刊行された尾張屋版全30図を見事に復刻したもので、彩色が施され見やすい。同...