歴史読み物

2019年も歴史漬け。手帳と歴史ミニ事典が一冊に

今年も吉川弘文館の手帳、『歴史手帳2019年版』を入手しました。 三日坊主で日記を続けられた試しがありませんが、それでも、この数年は吉川弘文館さんの『歴史手帳』を愛用しています。 時代小説に関するメモを書く手帳として使うほかに、ちょ...
戦国

正室帰蝶の目線で、信長の天下布武と本能寺の変を描く

諸田玲子さんの長編戦国小説、『帰蝶(きちょう)』(PHP文芸文庫)を入手しました。 帰蝶は、斎藤道三の娘として、織田信長に嫁いでいます。道三が嫡子義龍に殺されてからは、美濃の家臣たちで織田家の家臣となった者も少なくありません。帰蝶は濃...
ミステリー

江戸の女性記者、さつき。仕事と恋に奮闘中

篠綾子(しのあやこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『絵草紙屋万葉堂 初春の雪』(小学館文庫)を入手しました。 ヒロインのさつきが、経営が傾いた絵草紙屋万葉堂を立て直すために、読売(瓦版)の記事を書き始め、さまざまな事件に出合うシリーズ...
Kindle本

鹿鳴館に、高等師範学校の女生徒たちが躍動する青春小説

AmazonのKindle本(電子書籍)で、「文春祭り 全点50%ポイント還元」(2018/11/8まで)が行われていたので、滝沢志郎(たきざわしろう)さんの2017年度松本清張賞受賞作、『明治乙女物語』Kindle版(文藝春秋)を入手しま...
オンデマンド本

捕物作家、納言恭平さんの代表作、オンデマンド印刷で復刊

納言恭平(なごんきょうへい)さんの代表作をオンデマンド印刷で復刊された、『七之助捕物帖 第一巻』(捕物出版)を入手しました。 本書の主人公七之助は、江戸中の御用聞の中でも、一番の捕物名人の名を謳われた父・又五郎の株を譲られながら、まだ...
ミステリー

「八丁堀の鷹」と異名をもつ同心とその息子が四つの謎を解く

戸田義長(とだよしなが)さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの最新刊、『恋牡丹(こいぼたん)』(創元推理文庫)を入手しました。 戸田義長さんは、本作で時代小説ながら、ミステリ作家の登竜門である鮎川哲也賞の最終候補に残り、推理小説の老舗...
市井

「おれは取次屋」。町の衆の揉め事を体を張って解決

岡本さとるさんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの最新刊、『女敵討ち(めがたきうち) 取次屋栄三』(祥伝社文庫)を入手しました。 市井人情時代小説「取次屋栄三」シリーズの第19巻です。 主人公の栄三郎は、長年思いを通じ合っていた久栄を女房...
市井

『江戸は浅草』をUP

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『江戸は浅草』(講談社文庫)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。 本書の主人公の真一郎は、儲からぬ矢師(武具の矢や狩猟用、神事などの矢を作る職人)をやめて、あれこれ違う仕事に手...
人物

江戸のインフラを造った公共事業家、河村瑞賢の波瀾の生涯を描く

伊東潤さんの長編歴史時代小説、『江戸を造った男』(朝日文庫)を入手しました。 明暦の大火の折に材木買占めで財を成した商人・七兵衛(河村瑞賢)は、海運航路整備・治水・灌漑・鉱山採掘など幕府事業を手がけ、その知恵と胆力で難題を解決していく...
明治

『大和維新』をUP

植松三十里(うえまつみどり)さんの近代時代小説、『大和維新』(新潮社)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。 本書は、堺県議のち大阪府議を務めながら私財を投じて、故郷・奈良県の独立(再設置)運動に尽くした、今村勤三の生涯を描いた長編...