2019-03

武家

幕末の能吏・村垣範正の若き日の活躍を描く、シリーズ第2弾

誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『漆黒に駆ける 御庭番闇日記(二)』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、『暁に奔る』に続く「御庭番闇日記」シリーズの第2弾です。 主人公は、万延元年(1860)に、幕府...
オンデマンド本

半七、七之助、加田三七、伝七ら捕物名人十一人衆、勢ぞろい

捕物出版からオンデマンド本として刊行された『捕物小説 第2集』を入手しました。 本書は、大衆文芸雑誌をイメージした装幀で、昭和を代表する捕物小説の名手によるアンソロジーの第2弾です。 半七、銭形平次をはじめ、遠山の金さん、若さま...
女性

老舗を盛り立てる看板姉妹のハートウォーミングな物語

宮本紀子(みやもとのりこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』(ハルキ文庫)を入手しました。 著者の宮本さんは、2012年、「雨宿り」で第6回小説宝石新人賞を受賞しデビュー。吉原の妓楼の借金取り立て屋を描い...
歴史読み物

江戸では武士も町人も農民も、不動産取引に夢中だった

歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『江戸の不動産』(文春新書)を入手しました。 都市や観光、ビジネスなど現代的な視点から江戸の繁栄を取り上げて、その秘密を解き明かす著作をもつ著者が今回取り上げるのが、「不動産」です。 江戸を世...
武家

家来が人質に! 老中と対決する「一万石」

千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 囲米の罠(かこいまいのわな)』(双葉文庫)を入手しました。 下総高岡藩1万石の井上家の世子となった、正紀の奮闘を描く、人気シリーズの第八弾です。前作『定信の触』に続い...
剣豪

「雪の殿様」土井利位は、天下御免の剣客大名だった!?

誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『天下御免の剣客大名 巨城奪還』(コスミック・時代文庫)を入手しました。 土井利位は、天保年間に老中を務めた政治家としての顔のほかに、日本で初めて雪の結晶を顕微鏡で観察したこと...
痛快

麒麟児・鳥越新之助が火付け殺人の下手人に。ぼろ鳶組最大の危機

今村翔吾さんの、『羽州ぼろ鳶組 玉麒麟(ぎょくきりん)』(祥伝社文庫)を入手しました。 松永源吾率いる、新庄藩の火消、通称・羽州ぼろ鳶組の面々が活躍する、大人気時代小説シリーズの第8巻です。 北村さゆりさんによるカバーの装画に描...
オンデマンド本

往年の捕物小説復刊。若さま侍の推理と剣が冴える

城昌幸(じょうまさゆき)さんの捕物小説をオンデマンド印刷で復刊した、『若さま侍捕物手帖(一)』(捕物出版)を入手しました。 「若さま侍捕物手帖」は、代表的な古典捕物小説である「五大捕物帳」の一つです。 残りの四つは、岡本綺堂さんの「...
ミステリー

将来有望な、イケメン蘭学医の卵は、なぜ心中したのか

山口恵以子(やまぐちえいこ)さんの時代ミステリー小説、『風待心中(かぜまちしんじゅう)』(PHP文芸文庫)を入手しました。 幕末真っ只中の安政五年(1858)、災害が続く江戸、深川を舞台にしたサスペンスに満ちた時代ミステリーです。 ...
市井

脱藩さむらいはつらいよ。生国の海、故郷の妻への思い

金子成人(かねこなりと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『脱藩さむらい 蜜柑の櫛』(小学館文庫)を入手しました。 藩命により義弟・兵藤数馬を討った香坂又十郎は、故郷の妻から離れて、脱藩さむらいとして、江戸の裏長屋で孤独な闘いの日々を送り...