覚山を襲う刺客、江戸の夜に跋扈する辻斬。波乱の始まり

寺町哀感 九頭竜覚山 浮世綴荒崎一海さんの文庫書き下ろし時代小説、『寺町哀感 九頭竜覚山 浮世綴』(講談社文庫)を入手しました。

本書はチャンバラと謎解きと深川の人情が楽しめる、「九頭竜覚山 浮世綴」シリーズの第3弾です。

主人公は、学問一筋の兵学者、九頭竜覚山が、深川一の売れっ子芸者およね(米吉)を妻にし、門前仲町の料理茶屋の家作の一軒家に暮らしています。剣の腕も立つので、花街の用心棒としても頼りにされてます。

芸者がゆきかう花街の用心棒として頼りにされる九頭竜覚山。三人の刺客に、刃引の脇差と樫の八角棒で対するが、手疵を負い、妻よねに心配をかける。同じ夜、殺しが二件あった。一件は辻斬。袈裟懸けの一刀。もう一つは強盗。寺町通りの料理屋の若旦那が殺された。深川人情シリーズ、第三弾!
(本書カバー裏紹介より)

覚山は、水形流の剣の遣い手であるばかりか、卓越した洞察力で、町方同心からも頼りにされ、捕物の相談を受けることもたびたびあります。そんな覚山が本書の冒頭で、いきなり、三人の刺客に襲われて怪我を負ってしまいます。

不穏な始まりの中、江戸の夜を跋扈する辻斬を成敗できるのか、物語の続きが気になります。

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『寺町哀感 九頭竜覚山 浮世綴』(荒崎一海・講談社文庫)(第3作)
『蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴』(荒崎一海・講談社文庫)(第2作)
『門前仲町 九頭竜覚山 浮世綴』(荒崎一海・講談社文庫)(第1作)