江戸のインフラを造った公共事業家、河村瑞賢の波瀾の生涯を描く

江戸を造った男伊東潤さんの長編歴史時代小説、『江戸を造った男』(朝日文庫)を入手しました。
河村瑞賢は元和四年(一六一八)に伊勢国度会郡に生まれ、明暦の大火の際に、木曾の材木買占めて財をなした商人です。

後世には富商の面ばかりでなく、海運航路を開発したり、大坂淀川治水工事などを指揮した、公共事業家として、江戸のインフラを造り、二百年以上に及ぶ繁栄を導いた人物としても知られています。

明暦の大火の折に材木買占めで財を成した商人・七兵衛(河村瑞賢)は、海運航路整備・治水・灌漑・鉱山採掘など幕府事業を手がけ、その知恵と胆力で難題を解決していく。新井白石をして「天下に並ぶものがいない富商」と唸らせた男の波瀾万丈の生涯を描く長編時代小説。

今年は河村瑞賢の生誕四百年にあたります。あらためて瑞賢の事績と人物像に迫ってみたいと思います。

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『江戸を造った男』(伊東潤・朝日文庫)