清洲亭に幽霊が出た!? 芸と人情が満載の落語時代小説第2弾

すててこ 寄席品川清洲亭(二)奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『すててこ 寄席品川清洲亭(二)』(集英社文庫)を入手しました。

気のいい大工棟梁・秀八は恋女房のおえいと共に、念願だった寄席を開きます。
幕末の品川に開いた寄席を舞台に、笑いと人情が満載の時代小説シリーズの第2弾です。

江戸は品川、清洲亭。大工の秀八が始めた寄席はお客もついて順風満帆。本日も開業中。常連の真打・弁慶がトリを務めていた時、清洲亭の周りに幽霊が出没!? 気味悪がるおえいだが、その正体は弁慶への弟子入り志願の男だった。頑なに弟子を取らない弁慶の切ない理由とは。一方、乗り込んできた女義太夫がひと悶着を起こし……。

著者の奥山さんは、尾張徳川家の分家・高須松平家に生まれ、幕末の動乱の中で敵味方に分かれた“高須四兄弟”の物語、『葵の残葉』で2018年(第37回)新田次郎文学賞を受賞されました。今注目、時代小説家の一人です。

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『すててこ 寄席品川清洲亭(二)』(奥山景布子・集英社文庫)
『寄席品川清州亭』(奥山景布子・集英社文庫)(第1作)
『葵の残葉』(奥山景布子・文藝春秋)