鳴神響一（なるかみきょういち）さんの文庫書き下ろし冒険ミステリー小説、『飛行船月光号殺人事件 謎ニモマケズ』（祥伝社文庫）を、「時代小説SHOW」で紹介しました。
『謎ニモマケズ 名探偵・宮沢賢治』に続く、若き日の宮沢賢治を探偵役に据えた冒険ミステリーの第2弾です。
昭和五年（1930）五月、父親の伝手で、本邦初の大型旅客飛行船・月光号の記念飛行に招待された宮沢賢治。飛行船好きの賢治は、医者を目指す美しい乗客・最勝寺薫子と出会い、空の旅に心躍らせます。
月光号の処女飛行で、乗客の一色子爵が、血まみれとなって自室で発見されました。空飛ぶ密室で連続して起こる殺人事件に、名探偵・宮沢賢治が挑みます……。
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『飛行船月光号殺人事件 謎ニモマケズ』（鳴神響一・祥伝社文庫）
