2006-05-01

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地味ながら圧倒的な迫力の農民時代小説

岩井三四二さんの『月ノ浦惣庄公事置書』を読み終えた。歴史的なヒーローは誰も登場しない、時代も室町中頃でなじみが薄く、土倉とか問丸、土一揆と聞いてもピンとこない。舞台は近江の琵琶湖北端の村で、農地をめぐる隣村との争いを描いた、おそろしく地味...