2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

この文庫がすごい!(1)

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宝島社より『この文庫がすごい!2005年版』が出ます。評論家や編集者、書店員などエンターテインメント文庫の目利き20人による2005年度版の時代小説ベスト10を発表しています。私もHP「時代小説SHOW」の運営者という立場で、投票させてもらいました。

投票対象期間は、奥付表記で2004年4月~2005年3月までの期間に発行された文庫作品となり、連作ものは1作品としてカウントされています。GWの期間中に、ベスト10のリストアップを行いました。読了時のことをいろいろと思い出し、何とも愉しい時間でした。とはいえ、どれもこれも推したい作品ばかりで、絞り込んで順位付けをするのは、かなり難しい作業でもありました。

私のベストは、以下の通りです。

1位生きる (文春文庫)乙川優三郎
2位信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫)(下)』安部龍太郎
3位魔風海峡 (上) (祥伝社文庫)(下)』荒山徹
4位幽恋舟 (新潮文庫)諸田玲子
5位あかね空 (文春文庫)山本一力
6位続巷説百物語 (角川文庫)京極夏彦
7位蒼き海狼 (小学館文庫)火坂雅志
8位湖賊の風 (講談社文庫)高橋直樹
9位蜻蛉始末 (文春文庫)北森鴻
10位遊部(あそべ)〈上〉 (講談社文庫)(下)』梓澤要

総合のベスト10や各”読書のプロ”の個別のベスト10は、ぜひ、『この文庫がすごい!』で確認してみてください。きっと、面白い時代小説が見つかるはずです。

この文庫がすごい!2005年版

この文庫がすごい!2005年版