2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

血路―南稜七ツ家秘録(1)

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第二回角川春樹小説賞を受賞した『血路―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)』を入手した。長谷川卓さんのこのシリーズでは、先に文庫化された『死地―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)』が山田風太郎さんばりの破天荒な伝奇時代小説の傑作だっただけに期待感が高まる。作品の時代設定から言って、今回文庫化された『血路』の方が先である。

角川春樹小説賞は、角川春樹事務所が主催する賞だが、第二回までで現在は休止している。ちなみに第一回は鈴木英治さんの『義元謀殺〈上〉 (ハルキ文庫―時代小説文庫)(下)』が受賞している。時代小説大賞終了後に、優れた時代小説作家の発掘につながっていただけに、また復活してほしいところだ。

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