宗旦狐―茶湯にかかわる十二の短編(1)

宗旦狐―茶湯にかかわる十二の短篇 (徳間文庫)』を入手。裏千家の月刊茶道誌『淡交』に連載された短篇をまとめたものということで、プロの茶道家の鑑賞眼にもたえた作品ということで期待感が大きい。今から読むのが楽しみだ。

先日、『利休遺偈 (小学館文庫)』を読んで以来、茶道をテーマにした時代小説を探していたところ、折りよく、お気に入りの作家の一人、澤田ふじ子さんの短篇集が文庫として刊行された。一篇が四百字詰め原稿用紙二十枚と短いので、通勤読書に最適だと思う。澤田さんは人の喜怒哀楽などをテーマをした短篇の名手。茶の湯から生まれた、一期一会という言葉を胸に、この作品を堪能したい。