非道、行ずべからず(1)

ここ数年、1年間に100冊の時代小説を読むことを目標にしてきた。昨年、時代小説は文庫で250冊ぐらい刊行されているので、その半分近くをカバーできる計算になる。しかし、実現はなかなか難しい。昨年は93冊と、もう少しで大台に乗るところだった。1カ月平均8冊強、週に2冊ずつのペースで読み進めることが必要。今年は今日までで38冊となかなか順調なペースで来ている。

最近、刊行点数が多く活躍が目覚しい時代小説作家に、佐伯泰英さん、鳥羽亮さん、鈴木英治さんらがいる。三人の作品に共通するのは剣戟シーンが圧巻で、ストーリー展開が面白く、ミステリー色を交えた、エンターテインメント性が高いものになっている。私自身、知らないうちに彼らの多くの作品を読んでいるのに気づく。

ブログでカミングアウトすることで、目標実現への拘束力が強まるのではないかと期待している。100冊読破に向けて、現在の読みかけは、

『非道、行ずべからず』。歌舞伎の世界に精通した松井今朝子さんが、十一代目中村勘三郎(ちなみに今年三月に襲名披露興行をした現在の勘三郎さんは第十八代目である)を主人公に描いた時代小説だ。

非道、行ずべからず (集英社文庫)

非道、行ずべからず (集英社文庫)