第174回直木賞は、嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』に決定

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第174回直木賞受賞作は、“百年前のわたしたちの物語”

1月14日(水)、第174回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の受賞作品が、Xにて発表されました。

https://x.com/shinko_kai/status/2011377056752496773


『カフェーの帰り道』
嶋津輝(しまづ・てる)さんの『カフェーの帰り道』(東京創元社)が、第174回直木賞を受賞しました。
受賞おめでとうございます。

嶋津さんは1969年、東京生まれ。2016年に「姉といもうと」で第96回オール讀物新人賞を受賞し、2019年、その受賞作を収めた『スナック墓場』でデビューされました。
第170回に『襷がけの二人』で候補となって以来、2回目の候補での受賞となります。

東京創元社にとっては、初の直木賞受賞となるのではないでしょうか。

『カフェーの帰り道』は、大正から昭和にかけての東京・上野を舞台に、カフェーの女給として働く女性たちの姿を描いた連作小説です。

時代小説のカテゴリーに入る作品が受賞したことを、たいへんうれしく思います。もう一作の時代小説作品、住田祐(すみだ・さち)さんの『白鷺立つ』(文藝春秋)は、残念ながら受賞を逃しました。

2026/1/14 20:38追記:
早速、東京創元社のニュースリリースが、嶋津さんの素敵なお写真と共に出されていました。
リリース記事の中で、【造本】について触れられていて、「四六判仮フランス装」と記載されていました。
手許にあった本を見ると、確かに本文を、本文より少し大きめの紙製の表紙で四方から折り込んでくるむ製本様式をしていました。

希少な製本技術のようで、これまであまり見たことがありません。ちょっとしたところに、こだわった素敵な装丁です。

【祝!直木賞決定】嶋津輝『カフェーの帰り道』が第174回直木賞受賞!
株式会社 東京創元社のプレスリリース(2026年1月14日 18時58分)【祝!直木賞決定】嶋津輝『カフェーの帰り道』が第174回直木賞受賞!

出典:

公益財団法人日本文学振興会
直木三十五賞の最新情報ページです
今回取り上げた本


嶋津輝|時代小説ガイド
嶋津輝|しまづてる|時代小説・作家1969年生まれ。東京都出身。2016年に『姉といもうと』で第96回オール讀物新人賞を受賞。2023年、『襷がけの二人』で第170回直木賞候補となる。2026年、『カフェーの帰り道』で第174回直木賞受賞。...