第174回直木賞候補5作を発表。住田祐さんら4人が初ノミネート

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世代交代の始まりか、フレッシュな候補者が並ぶ

第174回直木賞候補作品

12月10日(水)、第174回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作が発表されました。公式発表はXにて行われています。

https://x.com/shinko_kai/status/1998845174202650691
第174回直木賞候補作品

今回ノミネートされた作品は以下の通りです。

・嶋津輝(しまづ・てる)『カフェーの帰り道』(東京創元社)
・住田祐(すみだ・さち)『白鷺立つ』(文藝春秋)
・大門剛明(だいもん・たけあき)『神都の証人』(講談社)
・葉真中顕(はまなか・あき)『家族』(文藝春秋)
・渡辺優(わたなべ・ゆう)『女王様の電話番』(集英社)

ここに注目!

前回(2025年上半期)の第173回直木賞は受賞作なしという異例の結果でした。その流れを受けて注目された今回の候補作発表では、『襷がけの二人』(第170回)以来2度目の候補となる嶋津輝さんを除き、4名が初ノミネートというフレッシュな顔ぶれとなりました。

賞の候補者においてキャリアの世代交代が進み、直木賞の潮目が変わりつつあるのかもしれません。気になる動きです。

時代小説界隈では、住田祐さんが江戸時代の千日回峰行という壮絶な修行に挑んだ僧を描いた『白鷺(はくろ)立つ』で、また嶋津輝さんが大正から昭和にかけてカフェーの女給として働く女性たちを描いた『カフェーの帰り道』でノミネートされたことが、とても嬉しいニュースです。

選考会のスケジュール

選考会は2026年1月14日(水)に都内で開催され、受賞作が決定します。どの作品が受賞するのか、今から大きな注目が集まります。

出典:

公益財団法人日本文学振興会
直木三十五賞の最新情報ページです
今回取り上げた本


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