「時代小説★2025年11月の新刊情報(単行本)」を公開

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『豊臣家の包丁人』|木下昌輝|文藝春秋

豊臣家の包丁人

2025年11月1日から11月末日にかけて刊行される単行本(ソフトカバーを含む)の時代小説新刊情報をまとめたリスト、「2025年11月の新刊(単行本)」を公開しました。

今月の注目作は、木下昌輝きのしたまさきさんによる歴史長編小説『豊臣家の包丁人』(文藝春秋)です。


あらすじ
豊臣家の天下統一の陰には、知られざる包丁人(料理人)の姿がありました。その男は京出身の大角与左衛門。味方の兵たちを食でまとめあげ、敵方の調略にも一役買っていたといいます。 屑として捨てられていた雉の内臓を使った汁。 決死の戦の前に、即席のかまどで焼いた下魚のかまぼこ。秀吉と秀長の故郷の味、ドジョウの味噌鍋──。 秀吉・秀長の豊臣兄弟に仕えた包丁人が作る、人と人との心をつなぐ料理とは? 戦国時代の「食」に光を当てた、前代未聞の天下取り物語です。 (『豊臣家の包丁人』Amazon内容紹介より抜粋・編集)

ここに注目!

今年も残すところ2カ月を切り、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」(全48話)もいよいよ終盤に入ってきました。名残惜しいですね。

2026年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」。
本作では、注目の秀吉と弟・秀長の“豊臣ファミリー”ではなく、なんと豊臣家に仕えた料理人・大角与左衛門(おおすみ・よざえもん)が主人公です。

Wikipediaにも名が残るこの料理人が、豊臣兄弟の天下取りにどのように関わっていくのか──。あらすじを読むだけでも、ワクワクするような期待が高まります。

戦国時代の料理といえば、明智光秀が織田信長の命で徳川家康をもてなした「安土饗応」がよく知られていますが、本作ではどんな料理が登場するのか。その点でも注目の歴史時代小説です。

なお、「安土城天主信長の館」には、天正十年五月、、織田信長が明智光秀に饗応(接待役)を命じ、武田勝頼討伐に功をなした徳川家康や穴山梅雪を安土城にもてなした時の饗応メニューが展示されています。

信長の家康饗応膳|公益財団法人安土町文芸の郷振興事業団
公益財団法人 安土町文芸の郷振興事業団の信長の家康饗応膳です
時代小説★2025年11月の新刊情報(単行本)
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今回取り上げた本