『真田武士心得(二) 関ケ原純情』|井原忠政|文春文庫

2025年11月1日から11月10日に刊行予定の文庫新刊情報として、「2025年11月上旬の新刊(文庫)」を公開いたしました。
今回、特に注目したいのは、井原忠政さんによる文庫書き下ろし戦国時代小説『真田武士心得(二) 関ケ原純情』(文春文庫)です。
戦国時代小説にイノベーションを起こす「三河雑兵心得」シリーズ、「北近江合戦心得」シリーズに続く、本シリーズ「真田武士心得」で、「井原戦国三部作」の3本の矢が揃いました。
あらすじ
天下分け目の戦いを前に、真田信幸から鈴木右近に密命が下ります。右近の剣の師・柳生宗章のもとへ、柳生宗矩からの密書を届けよというものです。信濃から岐阜へ、わずか七日の長駆。幾多の峻険を越え、地侍の襲撃を退けながら、主君への忠義と両親の仇討ち――二つの想いを胸に、若武者は家来とともにひたすら駆け抜けます。困難を極める任務の結末はいかに。
(『真田武士心得(二) 関ケ原純情』(文春文庫)Amazonの紹介文より抜粋・編集)
ここに注目!
第1弾『真田武士心得(一) 右近純情』に続く、2カ月連続刊行です。純情ヒーロー・右近は決戦の地、関ケ原へと向かい、物語は早くもクライマックスを迎えます。
慶長五年九月、数え十七歳の若武者・鈴木右近は、主君・真田信幸の密命を受け、信州・戸石城から剣の師・柳生宗章のもとへ、真田家の命運を握る一通の書状を託されます。主を思う忠義と、父母を死に追いやった仇・中山九兵衛への燃える復讐心を胸に、若き武士は走り続けます。
そういえば、「三河雑兵心得」でも関ケ原の戦いは最大のヤマ場の一つとして、上・中・下の三部作で描かれています。関ケ原で右近を待ち受ける運命とは――。
▼『真田武士心得(一) 右近純情』のレビュー

時代小説●2025年11月上旬の新刊情報(文庫)
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