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「2019年11月の新刊 下」をアップ

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新・入り婿侍商い帖 嫉妬の代償2019年11月21日から11月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年11月の新刊 下」を掲載しました。

今回は、2カ月連続で角川文庫から刊行される、千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの第2作、『新・入り婿侍商い帖 嫉妬の代償』を紹介します。

札差羽黒屋が扱う禄米を奪った一味が、尋問の中で共謀者として、勝田昌三郎の名を挙げた。さらに昌三郎は、殺しの容疑までかけられる。勝田家は五月女家と最も血縁が深く、五月女善太郎にとっても他人事ではない。疑いを晴らすべく奔走していると、実家の大黒屋の米倉庫が付け火に遭ってしまう。一方、幼馴染のお稲との間にも跡継ぎ問題を抱えており……。次々に勃発する問題に立ち向かう、大注目新シリーズ第2弾。
(【Amazon内容紹介「BOOK」データベースより)

コンスタントに新作を発表し続けている著者の文庫書き下ろしシリーズの中で、重要な位置を占めるのが、「入り婿侍商い帖」シリーズです。

これまでに、『入り婿侍商い帖(一)』に始まり、本書まで18作が刊行されています。
旗本次男角次郎、武士を捨て婿入りし、米屋若旦那として奮闘し、家族をつくり、物語はやがて、その子供たちへと引き継がれていく、大河小説となっています。

▼シリーズ作品リスト
1.『入り婿侍商い帖(一)』2014年9月発売
2.『入り婿侍商い帖(二) 水運のゆくえ』2014年10月発売
3.『入り婿侍商い帖(三) 女房の声』2015年2月発売
4.『入り婿侍商い帖 関宿御用達』2015年5月発売
5.『入り婿侍商い帖 関宿御用達 (2)』2015年10月発売
6.『入り婿侍商い帖 関宿御用達 (3)』2016年2月発売
7.『入り婿侍商い帖 出仕秘命 (一)』2016年8月発売
8.『入り婿侍商い帖 出仕秘命(二)』2016年11月発売
9.『入り婿侍商い帖 出仕秘命(三)』2017年3月発売
10.『入り婿侍商い帖 大目付御用(一)』2017年8月発売
11.『入り婿侍商い帖 大目付御用(二)』2017年11月発売
12.『入り婿侍商い帖 大目付御用(三)』2018年3月発売
13.『入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(一)』2018年9月発売
14.『入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(二)』2018年10月発売
15.『入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(三)』2019年2月発売
16.『入り婿侍商い帖 外伝 青葉の季節』2019年5月発売
17.『新・入り婿侍商い帖』 2019年10月発売
18.『新・入り婿侍商い帖 嫉妬の代償』 2019年11月発売

多彩な登場人物を整理して把握できるように、人物相関図を作ってみたくなりました。

→2019年11月の新刊 下

■Amazon.co.jp
『新・入り婿侍商い帖 嫉妬の代償』(千野隆司・角川文庫)(第2弾)
『新・入り婿侍商い帖』(千野隆司・角川文庫)(第1弾)

千野隆司|時代小説ガイド
千野隆司|ちのたかし|時代小説・作家 1951年、東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒、出版社勤務を経て作家デビュー。 1990年、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞受賞。 2018年、「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリ...