2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

2018-11

時代小説

帚木蓬生さんが『守教』で第24回中山義秀文学賞を受賞

11月11日、福島県にある白河市立図書館で第二十四回中山義秀文学賞(中山義秀顕彰会主催)の公開選考会が開催されて、帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの時代小説、『守教』(上下)(新潮社)が受賞しました。 『守教』は戦国期の伝来から、弾圧を経て...
海洋

海賊衆に絶体絶命の窮地が! 大興奮の海洋冒険小説再来

鳴神響一(なるかみきょういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『鬼船の城塞(おにぶねのじょうさい) 南海の泥棒島』(ハルキ文庫)を入手しました。 日本から遠く離れた南の島を守る海賊衆・阿蘭党に捕まった、旗本で鉄砲玉薬奉行の鏑木信之助。平和で豊...
歴史読み物

2019年も歴史漬け。手帳と歴史ミニ事典が一冊に

今年も吉川弘文館の手帳、『歴史手帳2019年版』を入手しました。 三日坊主で日記を続けられた試しがありませんが、それでも、この数年は吉川弘文館さんの『歴史手帳』を愛用しています。 時代小説に関するメモを書く手帳として使うほかに、ちょっとした...
戦国

正室帰蝶の目線で、信長の天下布武と本能寺の変を描く

諸田玲子さんの長編戦国小説、『帰蝶(きちょう)』(PHP文芸文庫)を入手しました。 帰蝶は、斎藤道三の娘として、織田信長に嫁いでいます。道三が嫡子義龍に殺されてからは、美濃の家臣たちで織田家の家臣となった者も少なくありません。帰蝶は濃姫(美...
ブックガイド

「2018年11月の新刊 中」をアップ

2018年11月11日から11月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年11月の新刊 中」を掲載しました。 今回は、祥伝社文庫から刊行する、簑輪諒(みのわりょう)さんの『殿さま狸』に注目しています。 蜂須賀家政は、...