2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

2018-08

ブックガイド

くらまし屋稼業

あの世に晦め――「くらまし屋」の登場 今村翔吾(いまむらしょうご)さんの文庫書き下ろし時代小説、『くらまし屋稼業』がハルキ文庫より刊行されました。 「羽州ぼろ鳶組」シリーズで大ブレイク中の著者による新シリーズです。 万次と喜八は、浅草界隈を...
新刊情報

光文社文庫、祥伝社文庫、コスミック・時代文庫の新刊を追加

2018年8月1日から8月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年8月の新刊 上」を更新しました。 光文社文庫と祥伝社文庫、コスミック・時代文庫の新刊が分かりましたので、追記いたしました。 光文社文庫からは、伊東潤...
戦国

天下統一、朝鮮出兵…、ある徳川家家臣の激動の生涯

新潮社から刊行された、飯嶋和一(いいじまかずいち)さんの長編歴史時代小説、『星夜航行(せいやこうこう)』の上下巻を入手しました。 徳川家に取り立てられるも、罪なくして徳川家を追われた沢瀬甚五郎は堺、薩摩、博多、呂宋の地を転々とする。海外交易...
市井人情

長岡大花火2018をテレビで見ながら、江戸を思う

昨日に続いて、今日も「長岡大花火2018」のテレビ生放送を見ました。現地に行かなくても、自宅で花火が楽しめました。 さて、江戸時代の花火を描いた時代小説では、志川節子さんの『煌(きらり)』(徳間書店)がおススメです。 吉田(東海道)、市川大...
痛快

長き武者修行から帰ってみれば、道場は長屋に

双葉文庫から刊行された、芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(一) 迷い熊帰る』を入手しました。 「素浪人半四郎百鬼夜行」、「御家人無頼蹴飛ばし左門」「討魔戦記」など、次々と読み出したら止まらない時代小...