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人になりすます鬼たちと若き同心が織りなす不思議な味の捕物帖

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鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える和田はつ子さんの『鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える』が宝島社文庫より刊行されました。

人よりも鬼の方が多く住む「大江戸」。鬼は人と変わらない姿で暮らしているが、大江山の酒呑童子を倒した源頼光配下の四天王の末裔たちは、鬼の本性を見分けることができるという。その末裔の一人、南町奉行所定町廻り同心・渡辺源時は、妹お福がかどわかされた事件をきっかけに「鬼が見える」自分に気付く……。

和田さんは、「料理人季蔵捕物控」(ハルキ文庫)や「口中医桂助事件帖」(小学館文庫)など、捕物小説や医者小説で人気ですが、現代を舞台にしたホラーの名手でもあります。人になりすます鬼たちと若き同心が織りなす、不思議な味の捕物帖。夏の夜、不思議でちょっと怖い話で、ひんやりとするのもオススメです。

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『鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える』

→宝島社・宝島社文庫|鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える