三國青葉さんの「かおばな憑依帖」続編が「小説新潮」に掲載される

小説新潮2013年9月号第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を『かおばな憑依帖』で受賞した、三國青葉(みくにあおば)さんの続編短編「茅野のユウウツ」が発売中の「小説新潮」2013年9月号に掲載された。

『かおばな憑依帖』は、八代将軍吉宗の治世。江戸の町が尾張藩の怨霊によるバイオテロに襲われるという、破天荒な設定の伝奇時代小説。ともに尾張藩と戦った茅野と右京の母子だが、右京が田沼龍助(意次)の姉・美也を嫁に迎えたことから生活が一変。しかも、美也には、将軍吉宗の生母(の怨霊)である浄円院が取り憑いているから嫁いびりをすることもできず、茅野は憂鬱な日々を送っていた。そんな中で尾張柳生に何やら不穏な動きが……。

「かおばな」の続編を読めるのことがうれしい。柳生の剣の達人で、ちょっと恐いママキャラの茅野さんが素敵で、どんな活躍をするのか今後のストーリー展開が楽しみ。

「小説新潮」の9月号の特集「幻視者の系譜 Fantasy & Mystery」を構成する重要な作品の一つとなっている。また、今号は第25回ファンタジーノベル大賞決定発表号にもなっている。

→三國青葉『かおばな憑依帖』書籍詳細(新潮社ウェブサイトへ)