「歴史街道」と「文蔵」で歴史を楽しむ

久々に「歴史街道」を読む。2月号はNHK大河ドラマで話題の「篤姫」の特集。宮崎あおいさんは、相変わらずかわいい。歴史好きの勘所を押さえた、こういう取り上げられかたをすると、大河ドラマを見たいと思う。

歴史街道 2008年 02月号 [雑誌]

歴史街道 2008年 02月号 [雑誌]

NHK大河ドラマ「篤姫」公式ページ

大河ドラマ

第2特集で土佐の戦国武将、長宗我部元親を特集している。司馬遼太郎さんが『夏草の賦』などで描いているせいか、他の時代小説作家はこの題材を避けているように思える。そのため、読む機会が少なかったので、興味深い読み物だった。

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫)

この号を紹介されたのは、「江戸のスイーツを食べ歩く」という連載企画がスタートしたからだ。「料理の鉄人」ででおなじみだった岸朝子さんがお店を選び、甘いもの好きの作家の逢坂剛さんが食べ歩くという企画だ。1回目は神田明神の鳥居のたもとにある、老舗の<天野屋>さんを訪れている。甘酒で有名だが、くず餅も名物らしくなかなかおいそうだ。今度御茶ノ水へ行ったら、寄ってみたいと思う。逢坂さんは、自作の『道連れ彦輔』シリーズに、冷えた甘酒が好きな主人公を配したそうだ。

道連れ彦輔

道連れ彦輔

歴史読み物記事ばかりでなく、山本兼一さんの時代小説『利休にたずねよ』も連載されていた。こちらは編集者によると、もうすぐ一冊の本にまとまるようだ。『火天の城』で見せた、新感覚の戦国時代小説がもうすぐ堪能できそう。

火天の城 (文春文庫)

火天の城 (文春文庫)

PHP研究所から「文蔵」という文庫本サイズの月刊文芸誌が出ていることをうかつにも知らなかった。それゆえか、「文蔵」を読んで、いろいろ感心させられた。とくに、今発行されているVol.28(2008 JANUARY)は、「直木賞」の基礎知識と題して、文藝春秋のOBである中村彰彦さんと豊田健次さんの対談や、由来・歴史、山本周五郎さんが辞退した訳、受賞作一覧など、面白かった。

10年以上前に「小説 歴史街道」が刊行されていたが、「文蔵」は時代小説ばかりでなく、現代小説やエッセイも掲載している。通勤時間に読むのにちょうどよいボリュームだ。しばらく、楽しみができた。

ちなみに「文蔵」のバックナンバー Vol.15(2006年12月)で「絶対ハマる!時代小説」特集をしていた。Get!しようと思う。