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安政大地震を描いた時代小説

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家のエアコンが故障してしまい、妻の実家へ避暑中で2日ばかりブログの更新を怠ってしまう。(交換部品を取り寄せる必要があるようで、エアコンはまだ直っていない)

出久根達郎さんの『安政大変』を読み始めた。安政二年十月二日に江戸を襲った大地震に翻弄される人々を描く連作短編集。

安政大変 (文春文庫)

安政大変 (文春文庫)

地震を予知する赤鯰(アカナマズ)で一儲けを企む小悪党、銀の百足(ムカデ)で不老長寿の薬を作る薬売り、酒に溺れる水戸藩の藤田東湖などが登場して、地震に運命を変えられた人々の悲喜劇を描いている。

中一弥さんの挿絵が江戸気分を盛り上げてくれる。ところで、藤田東湖が地震によって圧死したことを初めて知ったのは、手塚治虫さんの『陽だまりの樹』だった。

陽だまりの樹 (1) (小学館文庫)

陽だまりの樹 (1) (小学館文庫)

陽だまりの樹(一) [DVD]

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