2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

時代小説ファンへのクリスマスプレゼント

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すぐれた歴史・時代小説に与えられる第11回中山義秀文学賞(中山義秀顕彰会主催)を安部龍太郎さんが『天馬、翔ける(上・下)』(新潮社)で受賞した。受賞作は、今年のNHK大河ドラマでも話題になった源義経と兄頼朝を描いた歴史小説。この賞は、歴史小説で活躍された作家中山義秀(なかやまぎしゅう)さんの故郷(福島県白河市大信)にある記念文学館が1993年創設したもので、賞金のほかに、副賞として大信特産のコシヒカリ1俵が贈られることがユニーク。

さて、贈り物といえば、クリスマス。時代小説好きへのプレゼントとして、手前味噌だが、『江戸時代小説はやわかり』はいかがだろうか? この本は、時代小説ファンのために作られた江戸のガイドブックである

特長としては、

1.”尾張屋板 江戸切絵図”をまるごと収録していて、現在の地図と対比できる

2.江戸時代の基礎知識をイラストや図を多用してわかりやすく解説

3.切絵図に掲載されている町、大名屋敷、寺院仏閣、河川、橋、坂など、主要な地名についてスーパー索引が充実

4.浮世絵や錦絵などで、江戸の風景や風俗を再現

5.各切絵図の地名に関連したトピックでコラムを掲載し、関連しておすすめの時代小説を紹介

時代小説を読むときに実際に使ってみたら、3.がとても便利で役立っています。作品に出てきた町名を「スーパー索引」で引き、切絵図で該当する場所を確認する。ついでに現在のどこにあたるのか見てみる。といった具合です。

税込みで1,995円とおこづかいで買うには、ちょっと高いかもしれないが、全ページカラーで、ボケーっと、ただ眺めるだけでも楽しくなってくるので、自分へのごほうびとしてプレゼントしてみるというのはどうかな。

天馬、翔ける 上

天馬、翔ける 上

天馬、翔ける 下

天馬、翔ける 下