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骨董屋征次郎手控(1)

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骨董屋征次郎手控 (講談社文庫)』を入手した。京の骨董鑑定人と幕末小説の組み合わせの意外性が気になって、読書欲をくすぐった。主人公の征次郎は、幕末動乱の京で小さな骨董屋を営む。その裏で、世間に出せないいわくつきの品物を取引する闇の骨董鑑定人を務める顔をもっていた。

骨董と幕末の時代を揺るがす難事件が絡んでいくらしい。しかも、それに挑む征次郎は、長尾流体術、鞍馬楊心流剣術を修めた元武士ということで、面白くなりそうな要素が満載だ。体術も剣術も、初めて聞いたものなので、どういう技なのかも興味深々。格闘技好きの作者なので、敵との対決シーンも見どころかな。

骨董屋征次郎手控 (講談社文庫)

骨董屋征次郎手控 (講談社文庫)

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