「司馬遼太郎展」を見て

後期から晩年にかけての文化人としての活躍ぶりから、どうも司馬遼太郎さんには近寄りがたさを感じていた。そして、司馬さんが伝奇的でエンターテインメント性の強い時代小説から、ビジネスマンの必読の書のような歴史小説へ、著作物を変えていったことで、時代小説が歴史小説より …

「時代小説のヒーローたち展」を見て

フミさんからのメールで初めて、この催しを知った。その後に、京王線沿線の駅貼ポスターで内容を確認したが、いささかPRが足りない。せっかくの素晴らしいイベントなのに少し残念だ。 10月18日。初日に見に行く。京王線芦花公園駅(出口は新宿よりに1つあるだけ)で降り、 …

七つ、寅の刻、四字?

芝、田町の鋳掛屋庄五郎が川崎の厄除大師へ参詣すると云って家を出たのは、元治元年三月二十一日の暁方であった。もちろん日帰りの予定であったから、かれは七ツ(午前四時)頃から飛び起きて身支度をして、春の朝のまだ明け切らないうちに出ていったのである。 (岡本綺堂著『半 …