2018年1月の新刊 中


時代小説 文庫新刊情報

2018年1月の新刊 中(11日→20日)
更新日:2018/01/09

2018年1月11日から1月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

光文社文庫から刊行される、上田秀人さんの『旅発: 聡四郎巡検譚』が楽しみです。前シリーズ「御広敷用人」シリーズの主人公水城聡四郎が、新たに「道中奉行副役」を命じられて活躍する話らしいです。

西條奈加さんの『ごんたくれ』。絵師・円山応挙の弟子・吉村胡雪と、京随一の絵師と豪語する深山箏白の二人を中心に描かれる時代小説。

もう一冊押さえておきたいのが、折口真喜子さんの『恋する狐』です。『踊る猫』に続く、俳人の与謝蕪村が見聞きした妖たちの織り成す短編時代ファンタジー。

今月は、PHP文芸文庫の新刊も出ます。

村木嵐さんの『雪に咲く』は、越後高田藩の御家騒動を描いた長編歴史小説です。藩を守るために、次々に襲いかかる難題と戦った家老小栗美作に、深く静かな感動を覚えます。

『なぞとき 〈捕物〉時代小説傑作選』は、和田はつ子さん、梶よう子さん、浮穴みみさん、澤田瞳子さん、中島要さん、そして宮部みゆきさんといった、現代を代表する女性時代作家の競演が楽しいアンソロジーです。

宝島社文庫から刊行される、喜多村やすはさんの『皇華走狗伝 星無き少年と宿命の覇王』は、第5回ネット小説大賞受賞の中華ファンタジーです。

箕輪諒さんの『うつろ屋軍師』は、祥伝社文庫で文庫化されます。123万石から4万石に大減封された、丹羽家を再興する、空論屋の家老・江口正吉と若殿・丹羽長重を描いたエンタメ戦国小説です。

講談社文庫からは、佐藤雅美さんの『悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎』が出ます。江戸時代、兄もしくは甥の世話になっている者を厄介と呼んでいました。旗本の厄介、弥三郎の自由を求めた壮絶なる人生の物語です。

集英社文庫から、北方謙三さんの『岳飛伝 15 照影の章』が出ます。物語は佳境に。

阿部暁子さんの『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』は、登場人物や時代設定など惹かれます。ライトノベルで活躍する著者で、新境地を期待してます。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:読んだことがある/持っている
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●1月11日発売 光文社・光文社文庫
『花供養: ふろしき同心御用帳(四)』井川香四郎『花供養: ふろしき同心御用帳(四)』
『旅発: 聡四郎巡検譚』上田秀人『旅発: 聡四郎巡検譚』
『井上真改: 御刀番 左京之介(九)』藤井邦夫『井上真改: 御刀番 左京之介(九)』
『ごんたくれ』西條奈加『ごんたくれ』
『ふたたびの光: 南蛮おたね夢料理(六)』倉阪鬼一郎『ふたたびの光: 南蛮おたね夢料理(六)』
『なごりの月: 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(二)』中島久枝『なごりの月: 日本橋牡丹堂 菓子ばなし(二)』
『恋する狐』折口真喜子『恋する狐』
『仇討ち街道: 関八州御用狩り(二)』幡大介『仇討ち街道: 関八州御用狩り(二)』
●1月11日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『なぞとき 〈捕物〉時代小説傑作選』和田はつ子、梶よう子ほか『なぞとき 〈捕物〉時代小説傑作選』
『雪に咲く』村木嵐『雪に咲く』
●1月11日発売 宝島社・宝島社文庫
『皇華走狗伝 星無き少年と宿命の覇王』喜多村やすは『皇華走狗伝 星無き少年と宿命の覇王』
●1月12日発売 東京創元社・創元推理文庫
『妖怪姫、婿をとる 妖怪の子預かります 5』廣嶋玲子『妖怪姫、婿をとる 妖怪の子預かります 5』
●1月12日発売 講談社・講談社学術文庫
『興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷』平野聡『興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷』
『水滸伝 (五)』井波律子『水滸伝 (五)』
『天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京』吉川真司『天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京』
●1月12日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『忍びの乱蝶』富田祐弘『忍びの乱蝶』
『うつろ屋軍師』簑輪諒『うつろ屋軍師』
●1月16日発売 講談社・講談社文庫
『悪足掻きの跡始末 厄介弥三郎』佐藤雅美
『決戦、武甲山 大江戸秘脚便』倉阪鬼一郎
『新装版 はやぶさ新八御用帳(六) 春月の雛』平岩弓枝
『さぶ』山本周五郎
『喜多川歌麿女絵草紙』藤沢周平
『風の陣 一 立志篇』高橋克彦
●1月17日発売 岩波書店・岩波現代文庫
『三国志名言集』井波律子
●1月19日発売 集英社・集英社文庫
『岳飛伝 15 照影の章』北方謙三
『封神演義 後編』八木原一恵
『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』阿部暁子

↑ 新刊情報Topへ← 2018年1月の新刊 上(1日→10日)

コメント

コメント