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火盗改め長谷川平蔵も登場する、面白時代小説 ほぼ日刊時代小説
楠木誠一郎(くすのきせいいちろう)さんの『逃がし屋 もぐら弦斎手控帳』を読んだ。楠木さんというと、10年ほど前に、明治の文化人・宮武外骨を探偵役にした、『[http://www.jidai-show.net/jdrea808.html#guren:title=帝都奇譚 紅蓮の密偵]』を興味深く読んだことがあり、気になっていた作家の一人である。 [asin:4576072366:detail] [asin:4396206356:detail] 「もぐら弦斎手控帳」シリーズの第一弾にあたる、本編の主人公・一 ...
「居眠り磐音」シリーズに登場する御典医桂川家とは ほぼ日刊時代小説
佐伯泰英さんの『白桐ノ夢』を読んだ。痛快時代小説「居眠り磐音」シリーズの第二十五弾である。二十五冊目にもなると、多彩な登場人物たちが物語に興趣を添えることになる。今回の巻では、将軍家世子(江戸城西の丸の主)の徳川家基の主治医を務める御典医にして蘭方医の桂川甫周国瑞(かつらがわほしゅうくにあきら)が主要な役割を演じる。 [asin:457566328X:detail] 尚武館道場の佐々木磐音は、家基より西の丸に出仕している師範代依田鐘四郎を通じて、桂川国瑞が西の丸にお脈拝見に登城する折に、宮戸川の鰻を持 ...
南部藩vs.津軽藩の抗争を描いた傑作時代小説 ほぼ日刊時代小説
信原潤一郎(のぶはらじゅんいちろう)さんの『天涯の声』を読んだ。信原さんは『鬼の武士道』『龍馬の恋人』『紀州連判状』など、スケール感があり面白い時代小説を発表してる、今注目している作家の一人である。 [asin:4334743900:detail] [asin:4396325738:detail] [asin:4396328303:detail] [asin:4334735398:detail] 『天涯の声』は、文政四年(1821)に起きた南部浪人下斗米秀之進(しもどまいひでのしん、後の相馬大作)によ ...
鈴木理生さんの「えどちり(江戸地理)」本 ほぼ日刊時代小説
江戸地図の人文社から発行された『えどちりQuestion(クエスチョン) 其の一 江戸のかたち編』を読んだ。今流行のクイズ形式を交えながら、江戸の地形と都市計画を中心に江戸の地理をわかりやすく解説した読み物である。さまざまな江戸の地図のほかに『江戸名所図会』からの図版もふんだんに掲載している。 [asin:4795919917:detail] [asin:4480083375:detail] タイトルがひらがなで、しかもエビチリのように記載されているとかわいい感じがするが、入門者向けと侮れない。それは ...
「かわせみ」の江戸も残りわずか ほぼ日刊時代小説
平岩弓枝さんの『小判商人』を読んだ。『新・御宿かわせみ』と題して明治編が始まったが、「御宿かわせみ」シリーズの33作目で江戸編で文庫化されていないのは『浮かれ黄蝶』を残すばかりとなった。一つの時代の終わりが近づき、何とも言えない淋しさがある。 [asin:4167710080:detail] [asin:4163266801:detail] [asin:4163248307:detail] という読者の感傷を意識したわけではないかもしれないが、『小判商人』には、かつて作品に登場した人物たちが再登場して ...
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