時代小説によく出る用語集
【土倉】
どそう
『北辰の旗』(戸部新十郎・徳間文庫)によると、室町時代、金持ち(有徳人・うとくにん・とも呼ばれる)の多くは、酒屋か土倉、またはその両方をやっていたようだ。
そのころ、人はよく酒を飲み、なにかといえば酒だったのだが、その醸造には大量の酒米、酒麹が必要で、もちろん、場所も人手も必要だったために、金持ちの特権的な商売だった。また、土倉は金融業を営む質屋のことで、上下を問わず、人は利用した。名の由来は、文字通りかれらが質物保管のために有する土の蔵からきている。(98/08/02)
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