時代小説によく出る用語集
【檀林皇后】
だんりんこうごう
京極夏彦さんの話題の書『巷談百物語』(角川書店)に収録されている、「帷子辻」という話からの言葉。京極さんの作り上げた話は、『絵本百物語・桃山人夜話/巻第三・第廿二』に収録されている怪談をモチーフにした不可解な事件を、主人公の小股潜りの又市らが解決するというもの。京極堂シリーズにも相通じる連作時代小説。
嵯峨天皇の皇后橘嘉智子のことで、檀林皇后は、唐僧儀空に願い出て、わが国最初の禅院・檀林寺を建立したので、そう呼ばれることになる。皇后は、仏教への信仰が篤かったばかりでなく世に類なき麗人であったという。(99/10/17)
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