時代小説によく出る用語集

【瀬戸物】
せともの


澤田ふじ子さんの『螢の橋』(螢の橋)からの言葉。

いまでもやきもののことを、一般に瀬戸物と呼ばれるが、これは瀬戸産のやきものが、諸国に流布するにつれて「瀬戸物」の名が次第に陶器全般を意味するようになり、やがて磁器も含み、やきものの総称として定着していったからである。

この名が全国に広がったのは、尾張藩が蔵元の制度をもうけ、藩をあげてその販売につくした結果だとも言われている。ただし、この呼び名は、畿内以東に限られ、中国、四国、九州では、陶磁器を「唐津物」と呼ぶのが普通。唐津物の中には、有田焼も含まれている。(99/12/19)


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