【三四の番屋】
さんしのばんや
喧嘩がもとで入れ墨者になった源七は、南町奉行所の定町廻り同心・佐々木弦一郎に見込まれて、十手を預かることになる…。主人公・源七の江戸っ子ぶりが魅力の連作捕物帳の誕生である。
三四の大番屋へ運び込まれた若い女の死骸を検屍させるために、弦一郎の命で源七が、中条流の医者(堕胎医)と取上げ婆(産婆)を呼びに行く場面があった。
俗にいう三四の大番屋とは、本材木町三丁目と四丁目でこしらえた番屋のこと。日本橋の南、八丁堀の西にロケーションし、捕物帳によく登場する。(00/04/01)