時代小説によく出る用語集

【中川御番衆】
なかがわごばんしゅう


今まで春陽文庫は、大きな書店でないと入手できないので読む機会が少なかった。しかし、春陽堂書店がホームページ(http://www.shun-yo-do.co.jp)を開設し、既刊本の情報も入手しやすくなり、直接注文も受け付けるようになった。

『老炎 佐伯右馬之介無明抄』(左近隆著・春陽文庫)も、今までであれば、読み逃していた作品だ。松平定信の時代の暗闘を描いた時代小説で、「老いるとは何か」を一人の武士の生き様を通して描いた好著。

中川御番衆は本所小名木川岸にあって、南北十七間、東西二十六間の見張番所(中川舟番所)を構え、房総へ往来する船を監視するのが任務とされ、通称中川の関所と呼ばれていた。

また、中川御番衆といえば、平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用帳』シリーズに登場する、新八郎の友人・落合清四郎も同じの職掌である。(99/05/23)


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