時代小説によく出る用語集
【早縄】
はやなわ
『蘭と狗 長英破牢』(中村勝行著・講談社文庫)を読んだ。蘭=蘭学者・高野長英vs.狗=岡っ引・瓢六の対決が面白い。とくに、小伝馬町の牢獄を逃亡した長英を執拗に追い詰める瓢六にハラハラドキドキした。
両者の最初の対決場面、蛮社の獄で長英が瓢六に捕らえられるシーンで、早縄という言葉でてくる。早縄とは、縄の掛け方ではなく、長さのこと。捕縛の際は二尋(ひろ)半(約4.5メートル)の縄を使い、牢送りにするときに倍の五尋の本縄を使う。(99/10/03)
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