【沖の口奉行】 おきのくちぶぎょう
蝦夷地を所領と考えている徳川政権の前線にあるのが、松前藩である。稲作に依らず、交易と運常金などの賦課税に藩財政を頼る松前藩には、沖の口奉行という独自の役職がある。
入御役や入口銭と名づけられた賦課税の検分を狙いにするだけではく、田畑を耕さずに商いだけの松前をめざして流れ込んで来る無宿人や渡世人の監視をしていた。(98/09/20)