時代小説によく出る用語集
【ええじゃないか】
ええじゃないか
「ええじゃないか」なる騒動は、幕末に、東海・近畿地方を中心に起こった騒動だ。どこからともなく、神社のお札が降る。それをきっかけに、人が集まり、ええじゃないかと囃しながら、踊りだす。やがて男は女装し、女は男装し、笛太鼓を鳴らし、行列を作って、市中や街道を練り歩いた。騒ぎは江戸、信州にも波及した。当時、「お記録本屋」と称された、藤岡屋由蔵の記録には、「よいじゃないか」と記録されていた。
『えじゃないか』(出久根達郎著・中央公論社)のタイトルは、「ええじゃないか」でも「よいじゃないか」でもない。あとがきによれば、ええじゃないかは、庶民から自然発生した言葉だが、えじゃないかは為政者の掛け声であり、シニカルな意味を含んでいるという。
そういえば、昔、『ええじゃないか』という時代劇映画があった。(98/12/06)
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