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活字を読むのが苦手だったら、まず、フジTVのドラマを見てください(といっても今は放映中じゃないが)。シャープな映像美と中村吉右衛門さんの洒脱さ、脇役のキャスティングの渋さで虜になるはずです。しかも、原作に忠実なので、いざ本を読みはじめると、すいすい読めてしまいます。池波さんの文体が会話が多く、改行が多いせいもありますが。もちろん、ストーリーが古い時代を描いているくせに新しくて面白いからでもあります。
物語●斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。しかしその素顔は義理も人情も心得た苦労人である。彼を主人公に、さまざまな浮世の出来事を描き出し、新感覚の時代小説として多くのファンをもち、テレビに舞台に映画に人気の集まる鬼平シリーズ。
「フィルム・ノワール」(暗黒街のギャングを主人公にしたフランス映画)のようだ、と評した人もいました。おいしそうな食べ物がでてくるのも魅力です。ぼくは、「鬼平」で時代小説にハマりました。
★こんな作品もおすすめ
⇒『剣客商売』(池波正太郎著・新潮文庫)
⇒『御宿かわせみ 秘曲』(平岩弓枝著・文春文庫)
⇒『密命 見参! 寒月霞斬り』(佐伯泰英著・祥伝社文庫)
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