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海を見ると、気分がさっぱりする。爽やかな気分に浸りたい。忘れかけた青春のひとときを思い出したい。そんな人には、この作品はいかがですか。
物語●砲術家・高島秋帆とオランダ人との混血の母の間に生まれた、野生児・蘭次郎は、海に憧れ、勝海舟の海軍伝習所に入所して航海術を学ぶが、五島沖での演習中に、遭難し鯨組主に助けられたことから、捕鯨銃を使った近代的な捕鯨法の開発に情熱を注ぐ。
著者は、『海狼伝』で直木賞を受賞した、海洋時代小説の第一人者です。 本作品は、勝海舟のほかにも、榎本釜次郎、坂本龍馬、高杉晋作、グラバーら幕末の英雄たちを織り込み、捕鯨の世界に生きがいを見いだす若きサムライの姿をさわやかに描く、C.W.ニコルさんの「勇魚(いさな)」と並ぶ、捕鯨小説の名作。
★こんな作品もおすすめ
⇒『海狼伝』(白石一郎著・文春文庫)
⇒『黄金旅風』(飯島和一著・小学館)
⇒『波王の秋』(北方謙三著・集英社文庫)
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