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長人鬼

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長人鬼

(ちょうじんき)

高橋克彦

(たかはしかつひこ)
[平安]
★★★☆☆

2000年11月1日、アマゾン・ドットコムの日本での営業がスタートしたので、試しに注文した。20時間弱で届けられた。

陰陽寮の頭、弓削是雄が活躍する、“鬼”シリーズの一つ。 『白妖鬼』に続く、陰陽師、弓削是雄が活躍する長篇(短篇集には『鬼』がある。)。彼を助ける個性的な脇役たちが魅力だ。

ただ、作者があちこち(出版社)に《鬼=弓削是雄もの》を書いているせいか、どういう順に読んだらいいのかちょっと困ってしまう。

ちなみに作品の舞台は光孝帝の頃で、関白太政大臣を藤原基経が、菅原道真が讃岐守を務めている。

物語●陰陽寮の頭、弓削是雄は当代一の術士。彼の下には陰陽師の紀温史、蝦夷の淡麻呂、陸奥の山賊の女頭目・芙蓉など、多士済々のものたちを配下に従え、多忙な日々を送っていた。そんな折、羅城門に人の倍以上も背丈のある鬼“長人鬼”が現れた。一方で、是雄は関白から、凶事が増えている中で、「淡路」行きを命じられる…。

目次■目次なし

装画:建石修志
装幀:芦澤泰偉
時代:仁和三年(887)
場所:京、淡路、化野、明石ほか
(ハルキ・ホラー文庫・419円・00/08/28第1刷・214P)
購入日:00/11/02
読破日:01/02/10

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