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一日江戸人

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一日江戸人一日江戸人
(いちにちえどじん)
杉浦日向子
(すぎうらひなこ)
[江戸入門]

NHKや朝日新聞などでの活躍ぶりの目立つ、現代の黄表紙作者兼絵師の杉浦日向子さんの江戸学入門書。日向子さんの強みは、何といっても素敵な画にある。この本では、タマサカ先生と助手のメバルちゃんというキャラクターがガイド役を務め、面白くわかりやすく解説してくれる。

読んでいて思わず、ニヤリとしてしまうので、電車の中で読んだりすると、変な人と思われるかも。ぼくは風呂の中で読んでいて、湯船に落としてしまいましたが…。

読みどころ●「遊びと仕事は夫婦みてぇなもん」と言い切る江戸人。カラっとしていて楽天的で、日々を楽しむことに情熱を傾けていきる彼らこそ、遊び友達に最適! 江戸学の若きご隠居・杉浦日向子さんが、江戸人となって江戸を遊ぶ指南をします。
庶民から大道芸人、はたまた奇人変人など、江戸の街のキャストをおもしろおかしく紹介した「入門編」。長屋の生活や夏をのりきるための知恵など、江戸人の生活風景に着目した「初級編」など。

目次■第一章 入門編(大道芸/生涯アルバイター/義賊列伝/江戸の奇人・変人/How to ナンパ/江戸の色男/美女列伝/ザ・大奥/将軍の一日)|第二章 初級編(長屋の生活/浮世風呂/夏の過ごし方/ホビー/お江戸動物物語/師走風景/結婚/正月縁起づくし/決定版マジナイ集)|第三章 中級編(江戸見物)/酒のはなし/食/江戸の屋台/相撲/ギョーカイ通信/おバケづくし)|第四章 上級編(How to 旅/春画考/意匠/傾く/未来世紀EDO/シャレ/これが江戸っ子だ!)|解説 田中優子

カバーデザイン:栗原滋
解説:田中優子
(小学館文庫・552円・1998/04/01第1刷・283P)
購入日:98/03/22
読破日:98/04/09

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