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海の往還記 近世国際人列伝

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海の往還記 近世国際人列伝海の往還記 近世国際人列伝
(うみのおうかんき・きんせいこくさいじんれつでん)
泉秀樹
(いずみひでき)
[読み物]

小西行長、山田長政、鄭成功ら、白石一郎さんの小説でおなじみのキャラクターも多数登場して、その事跡をおさらいするのにピッタリの好著。

「パクス・トクガワナの映像」の章を読んで、鎖国というの制度のよい点があったことを今更ながら知った。大きな収穫である。

読みどころ●ザビエル、フロイス、天正少年使節、三浦按針、ケンペル…。波涛万里を越えて日本を往還した男たちに光を当て、その足跡をエピソード豊かに辿る読み物。戦国~江戸期の国際交流の先駆者たちの実像が浮かび上がる…。

目次■美しい日本人 フランシスコ・ザビエルの極東体験|日本占領計画 ルイス・フロイスの生涯|栄光と挫折 天正少年使節・その後|豪商一代記 宗室と宗湛の黄金の日々|九州がほしかった男 小西行長の詐術|武士と茶と神 高山右近という生き方|望郷と計算 ウィリアム・アダムズと三浦按針|波瀾万丈物語 『国姓爺合戦』の背景|棄てられた日本人 山田長政の挑戦|パクス・トクガワナの映像 ケンペルの碧眼元禄旅日記|星条旗と日本の関係 吉田松陰とペリー|時代の空気 イギリス士官暗殺事件|『歩む人』の生涯 川路聖謨とプチャーチン|あとがき/参考文献

装幀:武田信乃
時代:「美しい日本人」天文十八年。「日本占領計画」永禄六年。「栄光と挫折」天正十年。「豪商一代記」天正十年。「九州がほしかった男」天正十五年。「武士と茶と神」天正十五年。「望郷と計算」慶長五年。「波瀾万丈物語」正保元年。「棄てられた日本人」慶長十三年。「パクス・トクガワナの映像」元禄三年。「星条旗と日本の関係」嘉永六年。「時代の空気」元治元年。「『歩む人』の生涯」天保六年。
(中公文庫・838円・99/01/18第1刷・359P)
購入日:99/01/17
読破日:99/02/02

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