さらわれたロシア公女を救え!宮沢賢治の冒険

鳴神響一(なるかみきょういち)さんの文庫書き下ろし歴史冒険小説、『謎ニモマケズ 名探偵・宮沢賢治』が祥伝社文庫より刊行されました。 第6回角川春樹小説賞を受賞した『私が愛したサムライの娘』や『天の女王』など、国際色豊かな時代小説を書かれてきた著者が今回選んだ題材は、若き日の宮沢賢治を探偵役に据えた冒険小説です。 花巻の正教会で、宮沢賢治にロシア語を教えていたペトロフ司祭が殺された。現場で犯人を目撃…⇒続きを読む

「2018年4月の新刊 下」をアップ

2018年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年4月の新刊 下」を掲載しました。 今回注目しているのは、角川文庫の新刊、井沢元彦さんの『友情無限』です。 現代の貨幣価値にして、じつに数百億円。黎明期の映画ビジネスで巨万の富を作り上げ、一切の見返りを求めることなく、その生涯をかけて「中国革命の父」に資金を提供し続けた日本人がいた! その男の名は、梅屋庄吉…⇒続きを読む

幕臣の家庭の安泰を守る、婚活の救世主、登場

辻井南青紀(つじいなおき)さんの時代小説、『結婚奉行』(新潮文庫・刊)を紹介します。 プロフィールによると、著者の辻井さんは、2000年に「無頭人」で朝日新人文学賞を受賞し、その後も純文学系の作品を発表してきた作家さん。2011年に刊行した『蠢く吉原』が時代小説第一作で、本書は時代小説の二作目になります。 六尺超の大男、桜井新十郎は泣く子も黙る火付盗賊改の同心……から「結婚奉行」配下となった。持参…⇒続きを読む

「2018年4月の新刊 中」をアップ

2018年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年4月の新刊 中」を掲載しました。 今回フィーチャーするのは、光文社文庫の新刊、門井慶喜さんの『新選組颯爽録』です。 門井慶喜さんといえば、宮沢賢治の父の視点から賢治を描いた『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞し注目されていますが、時代小説でも活躍されています。 馬術師範として、近藤を救けた安富才助。粗…⇒続きを読む

「2018年4月の新刊 上」をアップ

2018年4月1日から4月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年4月の新刊 上」を掲載しました。 今月は、文春文庫の新刊が楽しみです。 畠中恵さんの『まったなし』。 江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・清十郎と、堅物の同心・吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、「まんまこと」シリーズの第5弾です。 独身で嫁取りの話がひきもきら…⇒続きを読む