名作『峠』で描かれなかった、河井継之助の生き様

歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『河井継之助 近代日本を先取りした改革者』が日本経済新聞出版社から刊行されました。 安藤優一郎さんは、『西郷どんの真実』『「絶体絶命」の明治維新』『徳川慶喜と渋沢栄一』など、幕末維新に関する歴史読み物を多数著作されている歴史家です。  戊辰戦争の引き金となった大政奉還つまり幕府が倒れるまで、継之助は長岡藩の経済官僚として財政再建に取り組み、藩政立て直しに邁進する…⇒続きを読む

近代日本資本主義の父、渋沢栄一を学びに、渋沢史料館へ

先日、東京都北区の飛鳥山公園内にある、渋沢史料館を訪れました。 渋沢史料館は、近代日本経済社会の基礎を築いた渋沢栄一の思想と行動を顕彰するために、1982(昭和57)年、渋沢栄一の旧邸跡(現在東京都北区飛鳥山公園の一部)に設立された博物館施設です。 渋沢栄一は、約500社にのぼる株式会社、銀行などを設立、経済指導に尽力し、民間経済外交、社会公共事業に取り組み、近代日本の経済社会の基礎を作った経済人…⇒続きを読む

京・伏見にて、龍馬の定宿・寺田屋を訪ねる

先日、京都を旅行した際に、伏見を訪れました。 伏見といえば、SNS映えしパワースポットでもあることから、伏見稲荷大社が観光スポットとして大人気ですが、今回は、あえて伏見稲荷大社を外して、時代小説ゆかりの歴史スポットを巡ってきました。 その一つが寺田屋です。 司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』では、「寺田屋騒動」の章で、寺田屋を以下のように紹介しています。  京街道。  竹田街道。  京から伏見へのこの…⇒続きを読む

明治維新の原動力となった、幕末遣外使節団のドキュメント

榎本秋さんの歴史読み物、『世界を見た幕臣たち』が洋泉社歴史新書より刊行されました。 坂本龍馬や新選組は出てこないけれど、彼らのことを知らなければ幕末日本を理解したことにはならない――。 ペリー来航以降、欧米列強との関係が最大の懸案となる中で、七度にわたって海を渡った幕府の遣外使節団。その体験と持ち帰った知識は、その後の日本に大きな影響を与えていた! 未知の文化や列強との難交渉に悩まされた人間ドラマ…⇒続きを読む