「2017年12月の新刊 上」をアップ

ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ2017年12月1日から12月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年12月の新刊 上」を掲載しました。

今回は、文春文庫から刊行される、佐藤賢一さんの『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』に注目しています。

フランス陸軍士官のジュール・ブリュネは軍事顧問として来日し、伝習隊の指導にあたっていた。大政奉還が行われ幕府の終焉とともにブリュネらも解任されるが、日本人の士道に感じ入った彼は母国の方針に反旗を翻し、土方歳三らとともに戊辰戦争に身を投じる。「ラストサムライ」のモデルを描いた感動大作。


佐藤賢一さんは、ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟を描いた『王妃の離婚』で第121回(平成11年度上半期)の直木賞を受賞されています。
東北大学大学院で西洋史学とフランス文学を専攻された経歴を生かして、フランスの中世から近世を舞台に、歴史に裏打ちされながらもロマン豊かな物語性の高い作品を多く書かれています。

近年は、日本を舞台にした歴史時代小説も発表されていて、『新徴組』『開国の使者 ペリー遠征記』など幕末を取り上げた作品もあります。

『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』は、そんな著者ならではのテーマ。
徳川幕府に軍事顧問として雇われた、フランス陸軍士官ジュール・ブリュネは、幕府崩壊とともに解任されますが、教え子の幕臣たちとともに、戊辰戦争に身を投じます。
フランス人の視点でみた幕末が興味深く、波瀾に富んだストーリーも魅力です。

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『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』(佐藤賢一・文春文庫)
『王妃の離婚』(佐藤賢一・集英社文庫)
『新徴組』(佐藤賢一・新潮文庫)
『開国の使者 ペリー遠征記』(佐藤賢一・文春文庫)

→2017年12月の新刊 上