「2017年5月の新刊 上」をアップ

2017年5月1日から5月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年5月の新刊 上」を掲載しました。 今回注目するのは、PHP文芸文庫です。 火坂雅志さんの『左近 上』、『左近 下』は、“石田三成に過ぎたるもの”と称えられた戦国武将・島左近清興の生涯を描いた長編小説です。 大和国を治める筒井家にあって、その剛直ぶりと胆力を認められ、左近は若くして侍大将に取り立て…⇒続きを読む

越後長岡開府400年と牧野忠成の生き様、「常在戦場」

2018年(平成30年)、新潟県長岡は「開府400年」を迎えます。 これは、越後国長岡藩藩祖の牧野忠成(まきのただなり)が、越後長峰五万石を経て、元和四年(1618)に、長岡藩主になった時から始まります。 長岡藩は、以来牧野家の統治により明治維新まで250年にわたって生き残っていました。 牧野忠成のエピソードは、火坂雅志(ひさかまさし)さんの時代小説、『常在戦場』(文春文庫)に収められています。 …⇒続きを読む

下総国十一万石の城下町、佐倉を散歩する

春のある日、千葉県の佐倉を訪れました。 佐倉は2度目で、前回は国立歴史民俗博物館(歴博)で時間を多く取り過ぎて佐倉城址公園を見て帰ってきました。 今回は、京成本線の京成佐倉駅を出発して、観光協会でレンタサイクルを借りて、佐倉順天堂記念館、旧堀田邸、武家屋敷、そしてDIC川村記念美術館を回るルートにしました。 佐倉行きを思い立ったのは、AmazonプライムでTVドラマ「JIN -仁-」【TBSオンデ…⇒続きを読む

「2017年4月の新刊 下」をアップ

2017年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2017年4月の新刊 下」を掲載しました。 今回注目するのは、新潮文庫です。 北原亞以子さんの『乗合船 慶次郎縁側日記』は、2013年に逝去した著者の傑作シリーズの最終巻です。 かつて「仏」と呼ばれた腕利き定町廻り同心森口慶次郎は、最愛の娘を不幸な事件で亡くした傷を心に隠し、家督を婿養子の晃之助に譲り、根岸で隠居の…⇒続きを読む

『文蔵 2017.5』のブックガイドは、小説で感じる「乗り物の魅力」

『文蔵 2017.5』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、電車、バスから船、人力車まで 小説で感じる「乗り物の魅力」 です。 書評家の大矢博子さんが、鉄道、車、船・飛行機、その他と、乗り物別におすすめの乗り物小説をガイドします。その守備範囲はミステリから歴史、社会、人間模様、SFまで、実に多岐にわたっています。 時代小説ファンとしてうれしいのは、江戸や明治の乗り物である、駕籠や馬車ま…⇒続きを読む