2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

『文蔵 2016.10』のブックガイドは、「探偵小説」の新潮流

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『文蔵 2016.10』『文蔵 2016.10』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、本格派から日常の謎、魔法使いや政治家まで 「探偵小説」の新潮流 です。

文芸評論家の末國善己さんが、2010年以降に発表された探偵小説の中から、新しい潮流とも呼ぶべき革新的な作品を紹介しています。時代小説ファンとしては、江戸・文政年間と現代を行き来するヒロインおゆうが事件の真相を追う、山本巧次(やまもとこうじ)さんの『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』をチェックしておきたいところです。

「本所おけら長屋」シリーズ100万部プロジェクトのレポートも面白い企画です。面白い小説の目利きである、書店員たちが東京と京都に集まって行われた緊急会議の模様を実況中継しています。100万部まで売り伸ばすための熱い議論が交わされていて、本好きにはたまらないです。

澤田瞳子さんの連載「火定(かじょう)」が最終回を迎えます。田牧大和さんの「鯖猫長屋ふしぎ草紙」の「色男、来たる」(後編)とともに、見逃せません。

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『文蔵 2016.10』(PHP文芸文庫)

『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(山本巧次・宝島社文庫)
『本所おけら長屋(七)』(畠山健二・PHP文芸文庫)

⇒『文蔵』ホームページ