かぶき者風の男装の麗人、太夫「勝山」に惚れる


勝山太夫、ごろうぜよ車浮代(くるまうきよ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『勝山太夫、ごろうぜよ』が白泉社招き猫文庫より刊行されました。

江戸前期、男装の麗人として一世を風靡し、今に語り継がれる太夫「勝山」。湯女風呂で働く大柄の冴えない少女は細工師・銀次に磨かれ、かぶき者風の姿と酒の飲み比べで評判を呼ぶ。江戸一の人気者となった彼女の波瀾の人生とは!? せつない恋模様、過去に秘められた心の闇、そして小気味よい男前の啖呵。男も女も惚れた勝山の一代出世物語。


車さんは、ヒット作『蔦重の教え』の著者で気鋭の時代小説家。55歳の崖っぷちサラリーマンが江戸にタイムスリップして、23歳の青年に若返って、蔦屋重三郎に出会い、商売と人としての生き方の極意を学んでいく、実用エンターテインメント小説。

勝山太夫は、丹前風呂と呼ばれた風呂屋の湯女(遊女)で、自分で考案した髪型、勝山髷(丸髷)でも知られますが、時代小説ではこれまであまり取り上げられてこなかった美女です。車さんがどんなヒロインを生み出すのか期待に胸がドキドキします。スカイエマさんの表紙イラストに描かれた、かぶき者風の男装姿はとてもクールです。

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『勝山太夫、ごろうぜよ』

『蔦重の教え』


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